原作

騙し絵の牙が本屋大賞受賞後の書評は?出版不況なのに待望された本なのはなぜ?

塩田武士の小説「騙し絵の牙」。

本屋大賞を受賞して大泉洋主演で待望の映画化も2020年6月19日公開決定。

書評もすでにたくさんの人が書いているし、この出版不況の中売れているらしい。

どうしてそんなにみんな読んでいるんだろう?

今回はそんなあなたに「【騙し絵の牙】待望の映画化も!出版不況の中、本屋大賞受賞の理由とは!?」についてお伝えしたいと思います。

 

「騙し絵の牙」も受賞した本屋大賞ってどんな賞?

芥川賞、直木賞、いずれも一度はニュースで聞いたことのある権威ある賞ですよね。

では、本屋大賞 とは?それは

【全国の書店員が一般の人に読んでもらいたい本を選んだ賞】です。

芥川賞や直木賞が大御所の小説家や選考委員によって選ばれるのに対し、本屋大賞は本を愛する書店員が自分のイチオシ小説を推薦します。

文学ももちろん味わい深いのですが、一般の人にはごく身近にいる書店員さんのオススメを買いたくなるのも分かりますよね。

ですから【本屋大賞】とは「全国の本好きに愛される本」と言い変えてもいいでしょう。

この「騙し絵の牙」もそんな本好き書店員さんのハートをがっちりつかみ、2018年見事6位に入賞しました。

「どれを買っていいか分からない・・・」そんな方は今度から【本屋大賞】のポップがついている本を手に取ってみるといいかもしれません。

本屋大賞をとったことで、書評って変わるの?

たとえば全く無名の新人作家の本、実績のあるベテラン作家の新作、どちらが売り上げを伸ばすでしょうか?

普通に考えれば固定ファンの付いたベテラン作家の新作ですよね?

ですが今では、一般的な本の購買層に近い感覚を持つ書店員のオススメということで【本屋大賞】の立ち位置は侮れないものとなっています。

つまり無名の新人作家の作品でも、書店員が薦めたい本1位になれば、ある程度のヒットは確約されているといっても過言ではありません。

現在ではそれぐらい影響力の強い【本屋大賞】

この賞を受賞した作品だけを買って読みふけるという読者まで現れる世の中ですので、書評を左右しないとは言い切れません。

逆に言えばそれだけ読む前から【期待値が上がる】(採点がからくなる)ということになります。

ふと立ち寄った飲食店で、あまり期待はしていなかったけれど、食べてみたら予想以上においしかった。

また、評判の高い店だから行列に並んで食べたけれど、味はイマイチだったという経験は誰でもお持ちなのではないかと思います。

このように前評判が高いとどうしても採点はからくなりがちなのが人間ですが、この「騙し絵の牙」はそれを加味しても評判の高い作品となっています。

人によって好みの本、そうでない本はあるかと思いますが、いろんな評価も含めてあなた自身の目と感性で作品の良さを感じてみるのもいいのではないでしょうか?

「騙し絵の牙」は出版不況の中、本屋大賞を受賞!その理由を考察

紙媒体である出版業界が売り上げをなかなか上げられない中、「騙し絵の牙」【本屋大賞】を受賞しています。

もちろん作品の良さはあるのですが、それだけでは勝ち残っていけないのが出版業界。

それでも受賞できた理由について考察してみましょう。

「騙し絵の牙」本屋大賞受賞理由①:当て書き

この「騙し絵の牙」は俳優【大泉洋】をイメージして書かれた当て書き本です。

最初に物語があるのではなく、大泉洋に合わせた物語を作っていく。

作者にとってもあまりない経験でしょうが、読者にとっても非常に珍しく興味を惹かれるのは間違いありません。

結果的に「騙し絵の牙」を手に取る書店員が多くなり、さらに内容が良かったため入賞を果たしたのはうなずけるところですね。

「騙し絵の牙」本屋大賞受賞理由②:映像化がすでに書籍出版時に決定

小説が実在の俳優の「当て書き」なら、話題性もあるしこれは映像化しないともったいない!

映像化するなら最初から【メディアミックス】 で展開しよう!

・・・という会議があったのかは分かりませんが(笑)おそらく企画段階ではこんな会話が関係者の中でされていたのでしょう。

作戦は見事に当たり「映画化される」→「じゃあ原作をとりあえず読んでみよう」という書店員が多かったのではないかと推察されます。

きっかけはどうであれ【読んで面白かった】からこそ6位入賞の快挙を成し遂げたのは事実です。

話題性だけでなく内容を読んで「人に薦めたい」と思わせるこの「騙し絵の牙」。

一読の価値はあると思いますよ!

 

「騙し絵の牙」本屋大賞受賞理由③:豪華なキャスト陣

映画化が決定している時点で、原作を読んだ書店員の間ではキャストについての話題も語られることでしょう。

たくさんの登場人物がいる本作では、想像の段階でも「期待できる映画」「どんな俳優がどんな役を演じるのだろう」と期待を寄せる書店員も少なくはなかったはずです。

【原作の面白さ】+【映画化がすでに決定】+【豪華俳優陣】ということで、期待を込めて一票を投じた人も多かったのではないでしょうか?

 

「騙し絵の牙」待ってましたの本屋大賞!みんなの意見は?

ちなみに2018年1位は「かがみの孤城」でした!

「騙し絵の牙」本屋さんでもイチオシ!

書店員さん手書きのポップは、感動の証拠ですね!

ノミネートされるだけでもすごいんですよ♪

 

まとめ

今回は「【騙し絵の牙】待望の映画化も!出版不況の中、本屋大賞受賞の理由とは!?」についてお伝えしました。

本屋に行けば小説だけでも見渡す限りの本、本、本。

その中から10位までしかない【本屋大賞】に輝くなんて、すごいことですよね!

書店員の方をはじめ、それだけ多くの人が読んでいる「騙し絵の牙」

まずは読んでから映画館で原作との違いを確かめるのもいいかもしれませんよ!

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